昭和60年「社会福祉法人ひみ福祉会」が設立され、「すわ苑」は、昭和61年、氷見市で初めての特別養護老人ホームとして開所いたしました。
 「すわ苑」の由来は、その昔、大伴家持が越中国守として天平18年(746)に高岡市伏木に赴任せられ、船で巡行した際に氷見市の南條地域に布勢(ふせ)の海(うみ)といわれる大きな潟湖があり、家持は度々この地を訪れて船から眺める素晴らしい景勝の感懐を歌に託して、その名歌が万葉集に沢山収められておりますが、その景勝の一角に現在の柳田地区の発生地でもあります布尾村が存在し栄えたと言う歴史があり、その頃この地に建御名方命(たけみなかたみこと)を布勢の海の守り神とし、また、八坂刀売命(やさかとめみこと)を山地の守り神として諏訪社が建てられており、境内には多くの人々が集い賑わったとされる場所であったとも伝えられております。
「すわ苑」はこの地に因んで多くの人に愛される施設として付けられたものです。
 また、「すわ苑」は、市街地や富山湾の海越えに見える雄大な立山連峰や高岡市の二上山を眺める絶好の地に建てられており、平成10年には、「すわ苑」南側に隣接して円墳と日本海側最大の前方後方墳が発見されました。古墳の築造は紀元4世紀ごろだとされており、この古墳は、国の史跡古墳となっております。
 「すわ苑」の運営理念は『「思いやりの心」で「安心と信頼、やすらぎ」をモットーに、利用者の尊厳の保持と自立支援を図り、地域に開かれた、愛される施設を目指します。』であります。
平成20年12月には、天皇陛下のご誕生日に優良福祉団体に贈られる御下賜金を「社会福祉法人ひみ福祉会」が拝受いたしました。
これを機に更なるご利用者本位の福祉サービスの充実、地域福祉向上のため積極的にその役割を果たすべく自己研鑽に励むものです。
「社会福祉法人ひみ福祉会」が経営する「つまま園」とも密接な連携を図り、地域福祉、高齢者福祉の発展に寄与するよう更なる努力をいたしますので、関係機関や地域の皆様のより一層のご指導ご鞭撻をお願いいたします。

社会福祉法人ひみ福祉会 
特別養護老人ホームすわ苑
常務理事 施設長 川田 優